強い日差しの下、日傘を差してスクランブル交差点を渡る人たち=2024年7月5日午後1時39分、東京都渋谷区、朝日新聞社ヘリから、上田幸一撮影
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 5日も全国的に晴れ、危険な暑さが各地に広がった。三重県松阪市では今年全国で最も高い39.7度を記録し、この地点の観測史上1位を更新。ほかにも福井県小浜市38.9度、山梨県甲州市37.9度、大分県佐伯市36.5度など広い範囲で気温が上昇した。

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 午後4時時点で、全国914地点のうち162地点で最高気温が35度以上の猛暑日を記録。東京都心(35.5度)でも2日連続の猛暑日となり、そのほか487地点で30度以上の真夏日となった。

 6~7日は気圧の谷の影響で日本海側や北日本では天気が下り坂になるところがあるものの、全国的な高温傾向は続く見込み。6日の各地の予想最高気温は静岡市38度、宮崎市36度、大阪市や名古屋市で34度など。環境省と気象庁は、東海地方から沖縄県にかけての11県に6日を対象とした熱中症警戒アラートを発表している。(大山稜)

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