米国、カナダ、メキシコで共催されるサッカーの2026年ワールドカップ(W杯)の出場を決めている日本代表は9日、アジア最終予選C組最終戦となる10日のインドネシア戦に向けて、会場のパナソニックスタジアム吹田で最終調整した。今回初招集の18歳、MF佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)に最年少記録達成の可能性がある。
若武者は「爪痕を残したい」と意気軒高だ。練習のランニングでは先頭付近を走り、パス回し中にも笑顔が出る。
FC東京の育成組織出身。今季、期限付き移籍したJ1岡山でリーグ戦14試合4得点と台頭した。原則23歳以下で戦う2028年ロサンゼルス五輪に臨む世代の期待株だ。現在フランス遠征中の20歳以下(U20)の日本代表を通り越し、本人も「正直かなり驚き」という年齢制限のないA代表入りをつかんだ。
18歳237日で迎えるイン…