19日午後11時8分に九州などで目撃された火球について、米航空宇宙局(NASA)が火球の分析を公開しているサイトによると、日本周辺で確認された火球としては1988年の統計開始以来、最大規模だったことがわかった。
同サイトによると、今回の火球は1.6キロトンのエネルギーを持っていたという。広島型原爆(16キロトン)の10分の1になる。同サイトが記録した地点は、鹿児島県の大隅半島の南東約80キロの海上だった。
これまでに日本付近で観測された火球では、2020年11月の東海・近畿地方の各地で観測されたものなどがあるが、20年11月の火球は0.073キロトンにとどまる。日本周辺をさらに広げてみた場合、10年に日本の東約1500キロの海上で9.7キロトンの火球が観測されている。
同サイトで最大のものは、2…