来年の山口県知事選挙(1月22日告示、2月8日投開票)をめぐり、県議で弁護士の有近真知子氏(42)が立候補する意向を固めた。8日に山口市内で会見を開いて正式表明する。
知事選に立候補を表明するのは有近氏が初めて。現職で3期目の村岡嗣政氏(52)は態度を明らかにしていない。
有近氏は2019年4月の県議選で柳井市選挙区(定数1)で初当選し、現在2期目。県議会では自民党会派に属して環境福祉委員長を、党務では党県連女性局長を務める。前知事の故・山本繁太郎氏のめいに当たる。
有近氏は5日、柳井市に県選出国会議員や県議会議員、県庁などの関係者を招き、委員長などの就任祝賀会を開いた。終了後、記者団の取材に応じ、知事選を念頭に置いた質問に「今何もお話ができない」と答えていた。