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裁判

 知人女性の当時2歳だった娘に性交をしようとしたなどとして、不同意性交未遂や不同意わいせつ、児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われた被告の男(38)に対する判決公判が4日、関西の地方裁判所であり、懲役5年(求刑懲役6年)を言い渡した。専門家は「発見される3歳未満児の性被害は、実際の一部に過ぎない」と警鐘を鳴らす。

 判決によると、被告は、2023年から24年にかけ、女児が睡眠中に紙おむつを引き下げて性器を挿入しようとしたり、その様子をスマートフォンで撮影したりした。

 裁判長は「性的な行為の意味認識能力すら有しない2歳の被害者に、就寝中で犯行が発覚しにくい状況下で犯行を繰り返した」とした。

 11月に行われた意見陳述は…

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