20%の関税は「暫定」、台湾の頼総統が強調　日韓を上回り批判も

　米国が台湾に対する20%の相互関税を発表したことを受けて、台湾の頼清徳（ライチントー）総統は1日、記者会見を開き、一時的な「暫定税率」であると説明した。米側との交渉は終わっておらず、今後も継続するとして、「さらに努力を続けてよりよい税率を勝ち取る」と語った。

　会見で頼氏は、米側とは「総括的な会議を終えておらず、最終的な税率を提示されていない」とも述べた。20%の税率について「台湾の目標ではない」とも語った。

頼総統はなぜ「交渉継続中」と強調？

　頼氏が「交渉継続中」を繰り…