雇用

 厚生労働省が2日に発表した2024年度平均の有効求人倍率は1.25倍(23年度より0.04ポイント減)で、2年連続で低下した。

 24年度の月平均では、有効求人数は23年度より3.0%減の約240万人、有効求職者数は0.2%増の約192万人だった。物価高や原材料価格の高騰の影響を受け、建設業や製造業で、新たな求人に至らなかったという。

 25年3月の有効求人倍率は1.26倍で、前月より0.02ポイント上昇した。上昇は2カ月ぶり。情報通信業の人手不足や、宿泊業や飲食サービス業で外国人客の増加に対応する動きがあるという。

 総務省が同日発表した24年…

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