元気いっぱいに書かれた漢字一字が並ぶ=2025年1月5日、山口市天花1丁目、大室一也撮影

 山口市菜香亭(同市天花1丁目)で、市内の小学5・6年生が今年の抱負や希望を記した「2025年を漢字一字で表す書道展」が開催中だ。

 市と菜香亭の指定管理者のNPO法人「歴史の町山口を甦(よみがえ)らせる会」の主催。19年に始まり今年で7回目で、過去最多の1352点の応募があった。入賞5点、佳作入選10点、入選85点の計100点が、作品に込めた児童のコメントとともに展示されている。

 毎回「楽」「夢」「笑」などが多い一方、ロシアのウクライナ侵略やパレスチナ自治区ガザでの戦争などを反映してか、ここ3年ほどは「平」「和」が目立つという。「この先、戦争のない平和な世界で、みんな平等で生きてほしいから」「来年は世界が平和にみんなが安心して生活できるように願って」といったコメントが目を引く。

 2月28日まで。1月25日午前9時半から、山口高校書道部生徒による書道パフォーマンス、入賞5点の表彰式がある。

共有
Exit mobile version