2026年3月に開かれる野球の国・地域別対抗戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について、動画配信大手Netflixは26日、大会側と日本国内での独占配信契約を結んだと発表した。これにより、地上波での放送は厳しくなった。
Netflixによると、米大リーグ機構(MLB)傘下の運営会社(WBCI)と独占パートナーシップを締結し、全47試合をライブとオンデマンドで独占配信する。担当者は「日本のテレビ局が地上波で放送することはできなくなる」などと話している。Netflixが日本国内でスポーツイベントのライブ配信を行うのは初めて。
第1次ラウンド東京プールを主催する読売新聞は26日、「本大会では、WBCIが当社を通さずに直接Netflixに対し、東京プールを含む全試合について、日本国内での放送・配信権を付与した」と発表。「今後も東京プールの主催者として、多くの方々に本大会を楽しんでいただけるように引き続き努めてまいります」などとするコメントを出した。
NHKや民放のテレビニュースでは、従来どおり試合のハイライトは見られるという。
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