13日に公表された来春の第97回選抜高校野球大会の21世紀枠(2校)で、北海道地区の推薦校に釧路江南(釧根地区)が選ばれた。来年1月24日の選考委員会を待つ。
釧路江南は、秋の全道大会でバッテリーを中心とした堅守で北北海道のライバルである帯広大谷、遠軽に1点差で勝ち、8強入りした。4度目となる1977年夏の甲子園出場が最後で、古豪復活が期待されている。
推薦決定の連絡は同日午後4時過ぎ、楓川卓也監督から部員22人(うちマネジャー4人)に伝えられた。宍戸瑛太主将(2年)は「選ばれた自覚を持ち、一人一人が自分に厳しく、チーム全体をレベルアップして臨みたい」と話した。
今春のセンバツでは同地区の別海が21世紀枠で甲子園初出場を果たした。北海道の高校が2年連続で21世紀枠で選ばれれば、2012年の女満別、13年の遠軽以来となる。