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ロピアの他店舗の売り場。他店舗と同様に北海道内の店舗でも全国の旬の食材を提供していくという=ロピアを運営するOICグループ提供
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 低価格を売りにした食品スーパー「ロピア」(川崎市)の北海道内初の売り場が23日、札幌市にオープンする。価格破壊の「黒船」ともされるロピアの進出に対して、他社も対抗意識をのぞかせている。物価高による節約志向が強まるなかで、ロピアの低価格路線は他社にも影響を及ぼすのか。

 首都圏を地盤にするロピアは、店舗網を急速に増やしている。店舗数は現在、国内99店舗。台湾にも5店舗ある。道内初となる売り場は、7月に閉店したイトーヨーカドー屯田店(北区)の跡地に入る。ロピアの社名は「ロープライスのユートピア(低価格の理想郷)」に由来。精肉店発祥の目利き力を生かして、いいものを安く仕入れることを強みにする。

 店では、オリジナル国産牛ブランド「みなもと牛」などを1キロ前後の大パックにして手頃な価格で販売。道内では出回っていないというロメインレタスなど全国の旬な食材も充実させる。また、筋子やサーモンなど道内産食材を生かした新たな総菜にも力を入れる。

 旧イトーヨーカドー屯田店に…

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