高校野球選手権福井大会の抽選会でくじを引く主将=2025年6月26日午後3時18分、福井市、本間沙織撮影

 第107回全国高校野球選手権福井大会の組み合わせ抽選会が26日、福井市であり、出場28校の対戦相手が決まった。7月10日にセーレンスタジアム(県営)で開会式があり、1回戦は同スタジアムと敦賀市総合運動公園野球場で12日から始まる。順調に進めば26日に代表校が決まる。

 開会式の選手宣誓は希望した主将8人が抽選に臨み、高志の浅倉光徹主将に決まった。「自分の言葉で気持ちを表現し、最後まで後悔しないよう全員野球で頑張りたい」と話した。開会式の司会者2人も高校生。抽選で勝山の立壁晶紀さん、羽水の上野心愛さんに決まった。

 シード校は、春の県大会4強の敦賀気比、福井工大福井、若狭、北陸。昨年の福井大会で優勝した北陸の高野翔主将は「がむしゃらさと練習量は福井で一番だと思っている。自信をもって泥臭い野球で3連覇して伝説を残します」と意気込みを語った。

 指導者への表彰式もあり、永年功労賞(20年以上)が辻野和彦さんと春木竜一さんに、功労賞(10年以上)が米田泰久さん、片矢雄大さん、井関宏成さん、増田法久さん、宮田佳さんに贈られた。

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