海外のオンラインカジノで繰り返し賭博をしたとして、警視庁は、福島県いわき市の会社員蝶間林（ちょうまばやし）誠容疑者（38）を常習賭博の疑いで逮捕し、29日に発表した。賭け金は総額約280億円に上り、オンラインカジノをめぐる賭博事件の個人の賭け金としては過去最高とみられるという。最終的な収支は約4千万円のマイナスだった。
容疑者「自分は氷山の一角、捕まらないだろうと」
保安課によると、逮捕容疑は2022年8月～今年4月、海外で運営されているカジノサイト「ステークカジノ」に国内からスマートフォンなどで接続し、バカラ賭博などに計約9千万円を賭けたというもの。「賭博罪にあたると知っていたが、やっている人は何十万人いるというニュースもあり、自分は氷山の一角で捕まらないだろうと思い込んでいた」と容疑を認めているという。
SNSなどでカジノサイトを…
