第51回秋田県合唱祭(秋田県合唱連盟主催、朝日新聞社共催)が6月30日、大仙市の大曲市民会館であり、29団体が日ごろの練習の成果を披露した。
この日は冒頭、県合唱連盟の鈴木智美理事長が「会場のみなさんと、出演者がともに歌を楽しむ一日にしたい」と呼びかけ、開演した。
秋田市立広面小音楽部が踊りをまじえて「となりのトトロ」を歌ったほか、2026年に県内で開催される全国高等学校総合文化祭に向けた高校生の合同合唱団は、ステップを踏みながら「Harmony」を披露した。
講師を務めた指揮者で、全日本合唱連盟常務理事の片野秀俊さんは「全体的にレベルが高く、どの団体も音色が明るかったのが印象的。発声もナチュラルだったが、少し地声がまじるので、基本的な呼吸法をしっかり練習してほしい」と話した。