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東京駅を訪れた外国人旅行客=2025年4月15日、JR東京駅前、大和田武士撮影

 日本政府観光局は16日、3月の訪日外国人客(インバウンド)が349万7600人で、3月として過去最多だったと発表した。人気の高い桜の時期だったことなどから前年同月より13・5%増え、6カ月連続で300万人を超えた。1~3月は計1053万7300人(前年同期比23・1%増)とこちらも過去最多で、最速で1千万人を突破した。高い訪日需要が続いている。

 3月分を国・地域別にみると、韓国が最多の69万1700人(前年同月比4・3%増)で、中国(66万1700人、同46・2%増)、台湾(52万2900人、同7・9%増)が続いた。特に中国の伸び率が目立った。

 観光庁が同日発表した1~3月の訪日外国人の旅行消費額は、前年同期比28・4%増の2兆2720億円だった。国・地域別では中国が5443億円で最も多く、全体の24%を占めた。次いで台湾(3168億円)、韓国(2824億円)の順だった。

 2024年のインバウンドは…

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