13日に開幕する大阪・関西万博には158の国と地域が出展している。自然や文化から最先端の新技術まで、アピールする内容は様々だ。どんな海外パビリオンがあるのか。開幕前の9日のメディア向け内覧会で、記者が訪ねたパビリオンの一部を紹介する。
- 万博の見どころは? 最新技術や職人技 「25年後の自分」と対面も
産油国から技術立国への転換をめざすサウジアラビアのパビリオンは、伝統建築を再現したという灰色の高い壁が目を引く。室内では、脱石油依存を図る国家改革の指針「ビジョン2030」に基づいて計画された未来都市「ネオム」の映像をスクリーンで流す。「サウジアラビアが石油や砂漠だけでないことを皆が認識する。そんな未来に向け、(サウジが)過去のイメージを超えて進んでいく(ことを示す)」。サウジのガーズィー・ビンザグル駐日大使は9日、朝日新聞の取材に展示の狙いを語った。
そのほか、3Dプリンターで…