統計

 15日に公表される2024年4~6月期の国内総生産(GDP)1次速報について、おもな民間エコノミストの予測が出そろった。物価変動の影響をのぞいた実質GDPの平均値は、直前の四半期と比べて年率換算で2.10%増となり、2四半期ぶりのプラス成長を見込んでいる。自動車の認証不正問題があったダイハツ工業などが出荷を再開したことで、個人消費や設備投資が上向いたとの見方が多い。

 日本経済研究センターが集計し、13日に発表した。集計に応じた37人全員がプラス成長を予測したという。

 GDPを構成する各項目の平均値は、個人消費が0.57%増、設備投資が0.73%増、輸出が2.14%増となった。

 物価高で消費者の節約志向が…

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