第107回全国高校野球選手権福島大会(朝日新聞社、福島県高野連主催)の抽選会が24日にあり、参加61チームの組み合わせが決まった。
今春の選抜大会8強で、4連覇を狙う聖光学院は初戦で福島北・伊達―白河旭・石川・船引・小野の勝者と対戦することが決まった。昨夏の福島大会準優勝の学法石川は会津学鳳―郡山の勝者との顔合わせになった。
大会は7月10日に開幕し、順調に進めば同24日に決勝が行われる。
福島大会の展望(前年優勝校 聖光学院 前年参加チーム数62)
春季県大会で5連覇を果たした聖光学院が最有力だ。菊地政善、竹内啓汰、細谷丈の中軸をはじめ上位から下位までバットの振りが鋭い。機動力もある。
学法石川は骨折で出遅れている左腕エース佐藤翼の復調が待たれる。直球にキレがあり多彩な変化球を操る右腕菊池祥志が力をつけてきた。主将の大栄利哉とのバッテリー次第で26大会ぶりの代表も見えてくる。
公立では春の大会で4強に入った田村と光南に力がある。田村はいずれも横手投げの複数投手の継投で粘りがある。光南は右腕渡辺真紘と横手左腕の酒井蓮の二枚看板。堅守の日大東北や福島商、ふたば未来学園も選手層に厚みがある。