兵庫県三田市の観光庭園「花のじゅうたん」では、シバザクラが見頃を迎え、海外からのツアー客やペットを連れた訪問客らがピンクに染まった風景を楽しんでいた。
同園は、約40年前に園の代表である関口廣司さん(77)が田んぼだった場所を庭園に造り替えて、開園した。シバザクラが咲く4月下旬から5月上旬まで、約3週間の期間限定で開いている。約6千平方メートルの敷地に60品種のシバザクラが咲き誇り、同園によると、見頃は4月いっぱい続くという。
淡路島から友人と2人で訪れたという榊恵さん(59)は、「こんなに広くてきれいだと思わなかった。スイセンもあって、サクラも見られて良かったです」と喜んだ。入園料は高校生以上700円、小中学生300円。問い合わせは同園(079・566・0446)。