おろしそばのギネス挑戦イベントに参加し、そばを味わう親子=2024年5月11日午後1時18分、JR福井駅西口、永井啓子撮影
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 福井の名物おろしそばの販売で、ギネス世界記録を目指すイベントが11日に福井駅前で開かれ、達成条件を大きく上回る4013杯を売り上げて認定された。

 ギネス側から示された達成条件は「8時間以内に2500杯以上」。他の食材の販売記録を参考に決めたという。開始の1時間半以上前から行列ができ、3時間たたないうちに2500杯をクリア。約5時間で用意した分を完売した。

 福井県越前市の製麺所「宗近」が企画。宗近鉄也専務(43)は「そば文化は世代を超えて愛されるもの。もっとアピールしていきたい」と語った。

 親子4人で味わった福井市内の会社員の男性(44)は「そばが好きで、一緒にギネスに挑戦したいと思った。これを機に県外から、世界から、福井にそばを食べにきてくれたら」と話していた。(永井啓子)

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