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【動画】22年産の古古米、そのお味は? 記者が食べてみた=石橋聖也撮影

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「古古米」を試食する井東礁記者=2025年6月2日、朝日新聞東京本社、石橋聖也撮影
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 コメの価格が高騰するなか、随意契約で放出された備蓄米の販売が大手スーパーなどで始まった。中身は2022年産のいわゆる「古古米」で、普段出回ることがないだけに、やはり気になるのはそのお味。そこで1日に都内の店舗で記者が購入し、職場で食べてみた。果たしてその結果は?

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 1日、「イオンスタイル品川シーサイド」(東京都品川区)。昼過ぎに店舗を訪れると、約3千袋の「備蓄米」が山積みになっていた。価格は税別1980円(税込み2138円)で、全国のスーパーに並ぶコメの平均価格の半額程度だ。午前8時の開店前には約850人が列をつくり、次々と買い求めていったという。

 この日用意された在庫は約6200袋で、「十分な在庫を確保した」(同社広報)。午後5時半過ぎに再び店を訪れると、まだまだ在庫はあり、1袋買うことにした。店内に混乱はなく、スムーズに持ち帰ることができた。

 翌2日。10年以上前に購入した炊飯器を会社に持ち込み、普段と同じように炊いてみた。

 いざ、炊きあがって食べてみ…

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