第65回岡山県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社など主催)は6日、倉敷市民会館で小学生と高校A部門の演奏があった。小学生部門に唯一出場した津島と高校Aのおかやま山陽、明誠学院、岡山学芸館、就実の計5団体が中国大会への出場を決めた。
高校Aには15団体が出場し、課題と自由の2曲を演奏した。
おかやま山陽は自由曲で「トリトン・エムファシス」を演奏。サックスの宮崎英(はな)さん(3年)は「お客さんにどういう風に聞いてもらえるかを考えながら練習してきたので、その思いが伝わったと思う」と振り返った。
就実は「(中国大会に)絶対行くぞ」と舞台裏でかけ声をかけてステージに立った。自由曲は「歌劇『蝶々夫人』から」を演奏。部長でトランペットの口羽はなさん(3年)は「(特別演奏で出場した)予選で足りなかったことをしっかり練習して自信を持って臨めた」と話した。(水田道雄)
◆審査結果(◎は中国大会出場)
【小学生・ステージパフォーマンス】金賞=◎津島
【高校A】金賞=◎おかやま山陽、◎明誠学院、◎岡山学芸館、岡山城東、◎就実、岡山東商▽銀賞=倉敷南、岡山操山、倉敷青陵、岡山一宮、総社南、倉敷▽銅賞=倉敷商、倉敷天城、岡山芳泉