フェス冒頭にあいさつをする海津亮・総合プロデューサー=2024年9月14日午前10時28分、国営ひたち海浜公園、張守男撮影

 ロッキンの愛称で親しまれる野外音楽フェス「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」が14日、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で始まった。新型コロナの感染拡大による中止や千葉市への移転を経て、5年ぶりに茨城に戻った。晴天に恵まれ、人気アーティストが次々と代表曲を披露した。

 5年前に七つあったステージは、草原エリアのメインステージのみになった。この日は「いきものがかり」「SUPER EIGHT」「クリープハイプ」らが登場した。

 午前10時半、「東京スカパラダイスオーケストラ」の演奏前に、総合プロデューサーの海津亮さんがマイクを握った。「5年ぶりにひたちなかに戻っての開催です。3年前に全く予期せぬ形で会場の移転を余儀なくされた我々にとって、周年タイミングでこのひたちなかに戻ってくるというのは本当に悲願でした」。会場から拍手と歓声が上がった。

 ロッキンは邦楽のフェスとして2000年に始まり、国営ひたち海浜公園の夏の風物詩だった。19年には5日間で33万人超を動員したが、20年と21年は新型コロナの影響で中止に。感染対策がとりやすいことを理由に、22年からは千葉市で開催している。

この雰囲気をかみしめたい

 ロッキン側は22年1月の会…

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