日本政府観光局は18日、5月の訪日外国人客(インバウンド)が前年同月比21.5%増の369万3300人だったと発表した。5月としては過去最多で、8カ月連続で300万人を超えた。1~5月では計1814万100人で、前年同期より23.9%増えた。
5月分を国・地域別にみると、最も多い韓国が82万5800人(前年同月比11.8%増)で、中国(78万9900人、同44.8%増)、台湾(53万8400人、同15.5%増)が続いた。
SNSで「日本で災害が起きる」といった内容が拡散していた香港は19万3100人で、前年同月より11.2%減となり、全地域で唯一減少した。ただ、同様の内容はアジア各国でも広がっていたが、香港以外の旅行客は増加している。日本政府観光局は因果関係については「分からない」としている。