記者会見する県議会の渡辺淳也議長(左)と佐野弘仁副議長=2025年6月30日、山梨県議会、三宅範和撮影

 山梨県議会は7月31日、高校生議会を県議会議場で開く。次代を担う若者に政治参加の意識をたかめてもらう狙い。県内の高校と特別支援学校高等部の計16校からそれぞれ1人が参加し、議場の演台に立って県の将来に向けた提言をしてもらう。

 高校生議会は今回で8回目。高校生の提言ごとに所管の常任委員長が講評を述べ、議会質問の一問一答により近い「実践」形式にする。渡辺淳也議長(無所属、富士吉田市選挙区)は6月の議長・副議長定例記者会見で「県議会の雰囲気を味わってもらうことで、県議会や政治への関心を高めて欲しい」と話した。

 渡辺議長は秋以降、常任委員会ごとに女性や若年者を対象にした意見交換会を開いたり、県議団と大学生や短大生、専修学校生らとテーマを決めて意見交換会を開く構想も明らかにした。

 また、6月定例会最終日に副議長に就任した佐野弘仁氏(公明党、甲府市選挙区)は、「議長の議会運営や議会改革をしっかりと支えることで、信託に応えたい」と話した。

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