2017年8月、オレゴン州で観察された皆既日食=NASA提供
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 太陽が月に完全に隠される皆既日食が8日に起き、大都市圏を含む北米の広い範囲で観察できるようになる。米国では大きな話題となっており、観察しやすい場所に多数の人々が移動するため、交通などの混乱が見込まれている。

 米航空宇宙局(NASA)によると、現地時間8日昼前、メキシコ中部の太平洋側で皆既日食が観察できるようになる。その後、観察できる地域は、地図上でみると北東方向へ移っていく。米国ではテキサス、インディアナ、オハイオ、ニューヨークの各州などで見られるようになり、8日夕方までにカナダ南東部でも観察できる見通しだ。

 皆既日食は数年に一度の頻度…

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