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立ち入り検査を終え、小林製薬大阪工場を出る厚生労働省の職員を乗せた車=2024年3月30日午後3時58分、大阪市淀川区、筋野健太撮影
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 小林製薬(大阪市)の紅麴(こうじ)原料を使用したサプリメントが原因と疑われる健康被害の問題で、昨年9月に製造された原料のサンプルから「プベルル酸」が最も多く検出されていたことがわかった。小林製薬が厚生労働省に提出した資料に記載されていた。外部からカビなどが混入した可能性も含め、厚労省などは慎重に原因を調べている。

 資料は非公開で行われた先月28日の厚労省審議会に小林製薬が提出した。この一部を抜粋した厚労省の資料によると、小林製薬は昨年以降に製造された原料のサンプルを分析。健康被害のあった一部の製品から見つかり、当初「未知の成分」と呼んでいたプベルル酸は、昨年9月に製造されたロットの原料に最も多く含まれていた。

 9月製造の原料を使ったサプリメントでは、入院症例の健康被害も報告されている。プベルル酸が含まれていた時期について、小林製薬は「昨年4~10月に製造された製品でちらばって(検出されて)いる」と説明する。

 プベルル酸は、青カビがつく…

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