第59回富山県アンサンブルコンテスト(県学校吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が25日、砺波市の市文化会館で始まった。初日は小学生、高校、大学の3部門に計38団体が出場し、管楽器や打楽器による3~8人編成の演奏で、磨き上げたハーモニーを響かせた。
審査の結果、計9団体が県代表に選ばれた。2月9日に福井市で開かれる第48回北陸アンサンブルコンテストへ出場する。
高校部門で県代表に選ばれた富山南のサクソフォン四重奏の田中椛乃(はなの)さん(ソプラノサックス・2年)は「北陸大会では聞いてくださる方にもっと感動を届けられるよう、サウンドを磨きたい」。
クラリネット五重奏で代表に選ばれた高岡商の南部乃愛(のあ)さん(2年)は「プレッシャーがすごくあって、失敗もあった。先生やみんなに助けられた分、自分たちで気付いたことを見直していきたい」と、涙をこらえながら話した。
26日は中学生、職場・一般部門がある。
県代表は次の通り。(演奏順)
【小学生】高岡市立野村小・木管八重奏▽同・打楽器三重奏▽南砺市立福野小・クラリネット五重奏
【高校】富山商・打楽器四重奏▽高岡商・金管八重奏▽同・クラリネット五重奏▽富山南・サクソフォン四重奏▽富山商・サクソフォン四重奏
【大学】富山大・金管八重奏
全出場団体の審査結果は県学校吹奏楽連盟のホームページに掲載される。