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気象

 上空の寒気と気圧の影響で、8日から9日にかけて、東京都を含む関東甲信の山沿いや山地を中心に大雪となり、平野部でも雪が積もるおそれがある。一方、10日以降は全国的に平年より高い気温が予想され、春の陽気となりそうだ。

 気象庁によると、関東甲信地方の上空1500メートルに零下3度以下の寒気が流れ込み、8日夕方から夜にかけて雪や雨となる見込み。都内では多摩を中心に大雪、23区でも積雪が見込まれる。9日朝には雨や雪がやむと予想されている。

 9日午後6時までの24時間降雪量は、多いところで箱根や多摩から秩父、甲信で10センチ、関東北部の山地で10センチ。気象庁は、積雪や路面凍結などへの注意を呼びかけている。

 JR東日本は、松本(長野県)と東京方面を結ぶ「あずさ」などの中央線特急の運転を8日夕方からとりやめる。運休の対象は「あずさ」「かいじ」「富士回遊」の各特急。上りは8日午後3時13分以降の13本、下りは同日午後4時以降の12本としている。

 また、青梅線についても8日午後4時ごろから青梅―奥多摩間で終日運転をとりやめる。

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