第106回茨城大会で優勝を決め、マウンドに駆け寄る霞ケ浦の選手たち=2024年7月27日、ノーブルスタ水戸

 茨城県高校野球連盟は10日、第107回全国高校野球選手権茨城大会の概要を発表した。7月5日に開幕し、決勝は同26日の予定。91校84チームが出場する見通しだ。

 今大会は、三つの連合チームが参加する。茎崎は2006年以来19年ぶりの茨城大会出場で、古河二・総和工・結城一・石下紫峰と連合チームを組む。また、水戸三が初めて単独出場する。

 熱中症対策の一つとして、試合が一日に2試合の日は、試合開始が30分早まる。今までは第1試合が午前10時開始だったが午前9時半に、第2試合が午後0時半開始だったが正午に変更される。県高野連の後藤賢・審判部長は「第一に選手の健康面を配慮した」と語った。

 組み合わせ抽選会は今月18日に水戸市のザ・ヒロサワ・シティ会館であり、対戦が決まる。

 開会式は7月5日午前9時から同市のノーブルホームスタジアム水戸で開かれる。

 試合会場は、ノーブルスタ水戸のほか、J:COMスタジアム土浦、ひたちなか市民球場、笠間市民球場の4カ所。

 準決勝までは五、六回で10点差か、七回以降で7点差がつけばコールドゲームになる。決勝はコールドゲームを採用しない。また、決勝を含め九回までに決着がつかない場合は、延長十回からタイブレークを実施し、各回無死一、二塁から始める。

 入場料は800円で、高校生以下は無料。高校生は学生証の提示が必要になる。

 試合の経過や結果は、ウェブサイト「バーチャル高校野球」=QRコード=で配信される。

 優勝校は8月5日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する全国大会に出場する。

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