一時のブームにとどまらず、すっかり息の長い商品となった「ポケモンカードゲーム」。もうじき発売から30年を迎える。売れない苦しい時期を乗り越え、今から7年前、劇的な復活を遂げた。昨年10月には初となるスマートフォンのアプリも公開され、人気を後押ししている。国内のトレーディングカード市場で圧倒的な存在に上り詰めたポケモンカードの旅路を追う。
昨年10月30日にサービス提供が始まったポケモンカードのアプリ版「Pokémon Trading Card Game Pocket」（ポケポケ）。全世界ダウンロード数が6千万件を突破する人気ぶりだ。
ポケモンのブランドを管理している「株式会社ポケモン」の石原恒和社長はアプリの発表会で、「従来（紙製）のポケモンカードは93の国と地域で発売されている。さらに多くの方に届けるためにアプリを開発した」と狙いを語った。
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