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(手前から)都城メンチを使ったW都城メンチ、都城メンチ&カニクリームコロッケ、都城メンチ&ハーフチキン南蛮の各弁当

 宮崎県都城市が地域ブランド化をめざす「都城メンチ」を使った弁当が10日から、県内49店の「Hotto Motto(ほっともっと)」で限定販売されている。メンチカツが2枚の「W都城メンチ弁当」や単品の都城メンチなど4種類。2万食が完売次第、終了になる。

 都城メンチの開発にかかわったデパート「博多大丸」の仲介で、弁当店を展開する「プレナス」と市が連携した。牛や鶏を使うメンチカツを販売する事業者もあるが、大量生産が可能な観音池ポークのメンチカツを使っている。

 市によると、都城メンチ協議会には現在、23事業者が参加。昨年度は66万個のメンチを販売したという。

 9日に市役所で記者会見したプレナスHM西日本営業本部の伊藤伸也本部長は「あふれ出す肉汁と衣のハーモニーは絶品です」。博多大丸の村本光児社長は「これを機にファンがますます増えると期待している。全国区のブランドにしたい」と応援した。

 協議会の馬場康輔会長は「ブランドを定着させるために様々PRしてきた。受験シーズンに食べて運気を上げて欲しい」と話した。

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