Smiley face
写真・図版
「情報Ⅰ」で出されたプログラミングの問題

 大学入学共通テストは19日、理科、数学、情報があり、本試験の全日程が終了した。「情報Ⅰ」は、高校教員から難易度が比較的低かったとの見方が出た。受験生からは「簡単すぎ」との声も漏れた。

  • 共通テスト2日目が終了、新教科「情報」も 外国語の受験者数が最多
  • 共通テスト「情報Ⅰ」分析 身近な問題、良問で解きやすい

 今年から新設された「情報Ⅰ」は60分間で100点満点。四つの大問に分かれ、文化祭に向けた工芸品製作の担当者を割り当てるプログラムの問題や、スーパーのレシートに表示された情報を問う出題など、受験生にとって日常的で身近な題材が扱われた。

 日本情報科教育学会理事で愛知県立旭丘高校教諭の井手広康さんによると、今回の問題は2022年に公表された試作問題とおおむね同程度だったという。「知識を問う問題が少なく、きちんと準備した受験生には難しくなかったのでは」と話す。

 東京都立国立高校情報科の小…

共有