佐賀空港(佐賀市川副町)に22日、少人数向けの電話ボックス型カラオケブースがお目見えした。名付けて「サガノソラ」。扉を閉めてヘッドホンをつければ、自分だけの歌の世界に入り込める。
このブースは、業務用通信カラオケ「DAM」を運用する第一興商が展開。1曲100円で、マイクが2本、ヘッドホンが4個備えられている。
同社によると、近年は中国や東南アジアで手軽に楽しめる電話ボックス型のカラオケが人気で、「逆輸入」の形で2019年から「ココカラ」と名付けて国内展開を始めた。商業施設やゲームセンター、駅などに計約200台を導入したが、空港は初めてという。
佐賀空港には1日5往復の羽田便に加え、上海、ソウル、台北との国際線がある。福岡など大都市圏の空港に比べ、店舗などが少ないのが悩みの種。佐賀空港ビルの担当者が「待ち時間を楽しめるものを増やしたい」と、昨秋東京であったレジャー産業の展示会に行き、ココカラに目をつけたという。
空港ビルの秋川翔・事業企画…