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富山空港は全国唯一の「河川敷空港」で立山連峰が映える=2024年4月7日午後1時9分、富山市秋ケ島、朝倉義統撮影
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 富山空港(富山市)は全国で唯一のジェット機が離着陸する河川敷空港だ。空港ビルに行けば、立山連峰の絶景も、富山湾の幸も楽しめる「穴場」と聞いたので訪ねた。

 富山県が管理する同空港は、JR富山駅から南へ8キロ弱。車で約15~20分で駐車場は無料。空港の愛称は「富山きときと空港」。「きときと」は富山弁で「新鮮な」という意味だ。

 国内線は全日空(ANA)が毎日、東京へ往復3便、新千歳へ同1便、国際線は現在、中国東方航空が上海へ週に同2便が飛んでいる。

レアな大型機の駐機はもう見られない?

 神通川の右岸沿いに並行した形で、2千メートルの滑走路、駐機場、そして、高さ5~6メートル、上底面の幅が約7メートルの土手状の堤防がある。ターミナルビルは堤防の外側にあるため、駐機場とビルをつなぐボーディングブリッジ(搭乗橋)が最大80メートルになり、他の空港より長い。ちなみに、隣の小松空港(石川県小松市)はその半分程度という。

 川側にある滑走路だが、富山…

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