勤務時間内に喫煙したなどとして、神戸市教育委員会は1月31日、市立中学校教諭2人を同日付で戒告処分にしたと発表した。
市教委によると、処分をうけたのは北区の中学校に勤務する60代の男性教諭と、垂水区の中学校に勤務する50代の男性教諭。2021~24年度、授業の合間や昼休みなどの勤務時間内に喫煙したという。全面禁煙の学校敷地内でたばこを吸うこともあったという。
60代の男性教諭が職場を離れた時間は計1440分にのぼる。市の聞き取りに対し、「授業で生徒がしずまらず、いらいらをおさえるために吸った」と話しているという。
50代の男性教諭は休憩時間を勘違いしていたという。職場を離れた時間は計635分だった。「今後はこのようなことがおこらないよう気を引き締め、喫煙をやめるために病院で治療したい」と話しているという。
市教委は21年、勤務時間内に職場を離れ喫煙することは職務専念義務違反にあたると教員に通知している。