「わかやま冬のうたまつり2025」（和歌山県合唱連盟主催、朝日新聞和歌山総局など後援）が2日、和歌山市の和歌山城ホールで開かれた。コンテスト部門（県ヴォーカルアンサンブルコンテスト）には県内外から17団体が出場し、審査の結果、県立桐蔭高校音楽部がグランプリを受賞した。
コンテスト部門の中学校の部では県立桐蔭中学校音楽部が1位を、一般の部では男声合唱の和歌山メンネルコールが1位を獲得した。グランプリの県立桐蔭高校音楽部が披露した3曲はいずれも春を歌う。「強く美しくあたたかい」音楽をめざしたという。梅北果歩さん（2年）は「楽しんで歌うことができた」と話した。
一般の部に出場したChor Wakanimaniaはアニメソング2曲を歌った。合唱用に編曲した西川直紀さん（30）は「和歌山でサブカルをメインにした合唱団をやりたかった。またチャレンジしたい」。
冬の合唱祭のフェスティバル部門にも県内外から12団体が参加した。
コンテスト部門の成績は次の通り。
【中学校】金賞＝桐蔭中音楽部▽銀賞＝日進中合唱部、和歌山こころの花合唱団（日進中混声合唱団）、東陽中合唱部、貴志中合唱部二年生、日進中混声合唱団▽銅賞＝しろたん（貴志中合唱部）
【高校】金賞＝桐蔭高音楽部、向陽中・高合唱部
【一般】銀賞＝和歌山メンネルコール▽銅賞＝アンサンブル凜、Ventus Choir、The Ensemble Wakayama、合唱団ゆめうち、Chor Olmonde、Chor Wakanimania
