日本将棋連盟は3日、2024年の獲得賞金・対局料のベスト10を発表した。藤井聡太名人・竜王(22)=王位・王座・棋王・王将・棋聖と合わせ七冠=が1億7556万円を獲得し、3年連続3回目の1位となった。過去最高額だった前年の1億8634万円から微減したが、歴代2位の獲得額だった。
2位は叡王戦で藤井名人・竜王の八冠独占を崩し、初タイトルを奪取した伊藤匠(たくみ)叡王(22)で4364万円だった。
3位は第17回朝日杯将棋オープン戦で優勝した永瀬拓矢九段(32)で3026万円。竜王戦七番勝負でタイトル初挑戦した佐々木勇気八段(30)が2900万円で前年のランク外から4位に入った。
女流棋士では西山朋佳女流三冠が1位だった。