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立憲民主党の両院議員懇談会であいさつに立つ野田佳彦代表=2025年2月4日午後5時20分、東京・永田町の党本部、斉藤太郎撮影

 立憲民主党は4日、両院議員懇談会を開き、2025年度の活動計画案と、党代表選の立候補条件を緩和するための規則改正案を了承した。活動計画案は24日の党大会で、代表選規則改正案は12日の党幹部会合で、それぞれ正式決定する。

 活動計画案は「政権交代をめざし、総力を結集」とうたい、今夏の参院選や次期衆院選の勝利を「すべての党活動の目標に据えなければならない」と記した。参院選は「野党議席の最大化に向けた連携をリード」することで「与党の改選過半数割れ」を目指すとした。

 代表選規則改正案では、立候補に国会議員の「推薦人20人」を必要とする条件を緩和し、「国会議員総数の10%」と「20人」の少ない方に変更するとした。昨年9月の代表選時の議員数に当てはめると6減の「14人」、いまの議員数では1減の「19人」となる。

 懇談会の終了後、小川淳也幹事長は記者団に「(代表選規程の見直しは)様々な思惑や利害が表面化するので、平時にこそ改革しておくべきだと考えた」と説明した。

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