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米連邦議会議事堂で2025年2月6日、議員らを前に話すトランプ大統領=AP

 パレスチナ自治区ガザの再建をめぐり、トランプ米大統領は6日、自身のSNSに「米国からの兵士は必要ない!」と投稿し、4日の自身の発言を修正した。米軍の対外関与には身内の共和党内でも抵抗が強く、反発が出ていた。

 トランプ氏は4日、米ホワイトハウスで行ったイスラエルのネタニヤフ首相との共同記者会見で、ガザの全住民を域外に移住させた上で跡地を米国が長期間にわたり所有し、土地の整備と開発を担う考えを示していた。計画を進めるため、米軍部隊の派遣も「必要なことであれば実行する」として否定しなかった。

 トランプ氏は6日の投稿で、「ガザは戦闘の終結時にイスラエルから米国に引き渡される」と主張したが、法的な根拠などは示していない。再開発は、米国が「世界中から集まった優秀なチームと協力」して「ゆっくりと慎重に始める」と述べ、「地域に安定が訪れるだろう!」と結んだ。

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