全国大会常連の岩手県立不来方（こずかた）高校音楽部が2月16日から各地でファイナルコンサートを開く。1期生から現役部員まで約200人がステージに立ち、受け継ぎ、育んできた「不来方サウンド」をファンに届ける。同校は春に盛岡南高と統合し、南昌みらい高となる。
1988年に開校した不来方高の音楽部は91年に全日本合唱コンクール全国大会に初出場。17大会連続を含む30回全国大会に出場し、日本一に8回輝いた。海外でも11回公演し、プロの音楽家になった卒業生も多い。
「不来方サウンドよ永遠に」と題したファイナルコンサートは、音楽部OGOB会、父母会などが中心となって準備を進めてきた。本番に向け、昨年末から東京や岩手で卒業生らが集まり、練習を重ねてきた。
OGOB会長でフリーアナウ…
