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市中心部の県道で行われた集中除雪作業。渋滞も続いた(画像の一部を加工しています)=2025年2月14日午後1時19分、福島県会津若松市、斎藤徹撮影

 記録的な大雪に見舞われた福島県会津若松市で、市民生活への影響が長引いている。除雪が追いつかず市内の主要道路は慢性的な渋滞が続き、ごみ収集も一部停止が決まった。鉄道も15日の再開は見込めず、市民はしばらく我慢を強いられそうだ。

 約11万人が暮らす会津地方最大の都市は7日、観測史上最多の121センチの積雪を記録した。今週に入って降雪が一段落し雪解けも始まったが、それでも14日時点の積雪は72センチと平年の2・5倍以上だ。

 14日、市内の主要道路の両脇に200センチ近くまで積み上がっていた雪を、県の大型ロータリー除雪車が砕いて吹き飛ばし、ダンプカーの荷台を満杯にしていた。

 県は12日から、市中心部の…

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