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模擬選挙で投票する名古屋女子大学高校の生徒ら=2025年2月20日午後1時44分、名古屋市瑞穂区、米田怜央撮影
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 名古屋女子大学高校(名古屋市瑞穂区)で20日、主権者教育の出前授業があった。来年度に18歳を迎える2年生約240人が参加し、選挙の重要性について考えた。

 名古屋市立大学・三浦哲司准教授のゼミに所属する3年生11人が名古屋市選挙管理委員会と企画。ゼミ生らが、若者が選挙に行くメリットや投票の手順などを自作の動画やクイズで説明した。投票所の1人目の投票者になると空の投票箱の中を見ることができる、という豆知識を伝えると驚きの声が上がった。

 候補者役の高校教諭2人の演説を聞いた後、市選管の投票箱や記載台を使って本番さながらの模擬投票も体験した。

 参加した岡本佳菜子さん(17)は「選挙は肩苦しく難しいイメージがあったが、意外と簡単だと感じた。自分の意見を伝えるためにちゃんと選挙に行かなければいけないと思った」と話した。

 司会を務めた名市大の花井日那詩さん(21)は「集中力を持って取り組んでもらえるように、クイズ形式にしたりして主体的に学んでもらえる構成にした」と振り返り、石本千賀さん(21)は「高校生と一緒に学んだことで、より前向きに選挙に参加したいと思った」と語った。

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