＜A Scene＞ラストチャンス―オスロへ紡いだ80年の想い―
ノーベル平和賞に選ばれた日本被団協。ノルウェー・オスロでの授賞式でスピーチをした田中熙巳さんと、広島県被団協の箕牧智之さん、3歳の時に長崎で被爆し今回自費でオスロへ渡った三田村静子さん。取材班は被爆者3人のオスロへの旅に同行し、その素顔や思いに迫るドキュメンタリー動画を制作しました。
尊敬する故・坪井直さんの写真を胸にしのばせ、授賞式に出席した箕牧さん。帰国後に面会した石破茂首相にあることを要望します。
三田村静子さんは、歴史的瞬間に立ち会おうと、費用を工面してオスロまで渡りました。授賞式の後、現地の政党の若手党員らと交流、改めて一つの結論に思い至りました。
ドキュメンタリーの見どころは、授賞式後の夜、たいまつの火がオスロの大通りを埋め尽くす場面です。集まった多くの人々が被爆者に心を寄せ「ノーモア ヒバクシャ！ノーモア ウォー！」と声をそろえます。人々の姿に、田中さんは、箕牧さんは、三田村さんは――。
ぜひ映像で彼らの旅を体感してみてください。
