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インターナショナルスクールの開校に向けた協定書に調印したKBH創設者のジョン・フェアロンさん(左)と田口知明市長=2025年2月14日、仙北市、滝沢隆史撮影

 秋田県内初のインターナショナルスクール(インター)が、9月にも仙北市に開校する。主にアジア圏から生徒を募集し、田沢湖などの豊かな大自然をフィールドにした独自のカリキュラムを組むという。

 運営法人は、シンガポールでインターを経営する「ナイツブリッジハウス」(KBH)。まだ開校3年目の新しいインターだが、近くタイなどでも開校を計画しており、仙北市で4校目になる見込みだ。

 仙北市役所で14日、開校に向けたKBHと市の調印式があり、KBHの創設者で南アフリカ出身のジョン・フェアロンさんが「シンガポールや英国と同じ質の高い教育を低価格で提供したい」とあいさつ。田口知明市長は「仙北市には角館の武家屋敷や田沢湖など多くの魅力があり、(インターの)生徒にさまざまな形で学びに活用してほしい」と期待を寄せた。

英国のカリキュラム採用、「手ごろな価格」アピール

 KBHの計画によると、今年…

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