運転手を必要としない「レベル4」での営業運行が始まった茨城県日立市のバス高速輸送システム「ひたちBRT」。どんな乗り心地で、どんな人が乗っているのだろう。営業運行が始まった翌日の2月4日、記者も乗ってみた。
県北東部に位置し太平洋に臨む日立市は、日立製作所の創業の地として知られる。全体で8.7キロある路線は南北に延びていて、日立電鉄線の跡地を利用したバス専用道路(6.1キロ)では自動運転になる。
午前10時40分、道の駅「日立おさかなセンター」から乗り込んで北上し、往復することにした。通常と同じように整理券を受け取る。乗り方や決済方法は同じだ。
一方、自動運転バスでの立ち乗りは禁止されており、必ず着席しなければならない。27席ある座席に空きがなければ、次のバスを待たなくてはいけない。
待っていなくてもバス停すべて停車
出発直後は運転手による手動…