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宮下宗一郎知事と懇談する青森山田の選手たち=2025年2月25日、青森市の青森県庁、渡部耕平撮影

 第97回選抜高校野球大会に出場する青森山田の選手らが25日、青森市の青森県庁を訪れ、宮下宗一郎知事に抱負を語った。

 青森山田は昨秋の東北大会で準優勝し、2年連続4回目の選抜出場を決めた。菊池伊真(いっしん)主将(2年)は「冬の間、一人ひとりの能力アップとチーム力の向上に取り組んできました。昨春のベスト8を超え、優勝できるように頑張ります」と力強くあいさつ。宮下知事は「みなさんが白球を追いかける姿は、県民の励みになる。決勝の日程は(応援できるように)空けておきます」とエールを送った。

 エースの下山大昂(だいこう)投手(2年)は「チームの勝利のために思い切り腕を振って、楽しんで投げている姿を見せたい」。4番打者の蝦名翔人選手(2年)は「自信を持って打席に立って、本塁打を打ちたい」と意気込みを示した。

 兜森崇朗(かぶともりたかあき)監督は「雪深い青森の土地でも、選手は熱い気持ちを持って鍛錬してきた。春に向けて、いい報告ができるように頑張っていきたい」と、選手たちに期待を寄せていた。

 大会は3月18日に阪神甲子園球場で開幕する。

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