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2025年2月25日、ホワイトハウスで記者会見するレビット報道官=ロイター

 米ホワイトハウスのレビット報道官は25日、大統領に同行する代表記者団の選定を今後は政権が自ら行うと発表した。これまではメディアでつくる組織「ホワイトハウス記者協会(WHCA)」が選定していて、WHCAは「自由な報道の独立性を引き裂く動きだ」と反発している。

 レビット報道官は25日の会見で「これからは代表記者団はホワイトハウスの報道チームが決める」と述べた。これまで取材してきた報道機関の参加も認められるが、異なる層に情報を届けている報道機関を新たに加えるという。

 ホワイトハウスでは代表記者団として、約30社のメディアが交代で大統領に同行している。取材スペースが限られる大統領執務室やエアフォース・ワン(大統領専用機)の中などでも他の報道機関を代表して取材し、取材メモを共有している。

 この取材メモは世界中の報道…

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