1月下旬に開かれた2025年秋冬のパリ・メンズファッションウィーク(パリ・メンズコレクション)では日本から13のブランドが公式参加し、存在感を示した。独自の色使いやスタイルで新たな日常着の提案が目立った。
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「この時間は私にとって特別なものになります」。カラーの阿部潤一は、ショー直前にデザイナー退任を知らせる手紙をゲストに配り、驚かせた。最後に見せたのは、過去作を回顧する集大成ではなく、「いつも通り」の新作群。得意のカラフルな色合わせはもちろん、テーラードジャケットにニットガウンを重ねるなどのレイヤード、コルセットをアクセサリーのように用いた遊び心あるスタイリングを見せた。
後任のデザイナーは堀内太郎が務め、阿部はサポート役に回るという。
■新しい「男性服の日常着」…