岩手県大船渡市で延焼が続く山林火災の最前線では、全国から応援に駆けつけた緊急消防援助隊員が山中に入り、懸命の消火活動に当たっている。水を背負って何度も斜面を登り、食い止めようと必死だ。
岩手県によると1日現在、県内からの応援約70人のほか、東京や群馬、埼玉などから派遣された約1600人が地上から消火活動を続けている。陸前高田市内などを拠点に交代で現場に繰り出している。岩手県警と自衛隊もヘリコプターから散水を続けた。
山形県の緊急消防援助隊の第一陣は36隊112人。発生当日の26日夕に現地を出発し、陸前高田市内の交流センターで寝泊まりしながら消火活動を展開してきた。
山形市消防本部の秋葉卓・警…